2020年9月9日

お知らせ 勉強会的討論ウェビナー「第2回 地域の可能性をエネルギーから考察する~バイオマス編~」を開催しました

一般社団法人日本サステイナブルコミュニティ協会(略称:JSC-A)は9/8(火)16:30より、勉強会的討論ウェビナー「地域の可能性をエネルギーから考察する~バイオマス編~」(コーディネーター:日本総合研究所主席研究員・藻谷浩介氏、JSC-A副代表理事:乾正博氏)を開催しました。

第2回目となる今回は、岡山県西粟倉村 地方創生推進室 地方創生特任参事・上山隆浩氏、愛媛県内子町森林組合 参事・大鍋直幸氏、鹿児島大学 農学部 農林環境科学科教授・寺岡行雄氏をお招きし、山の整備の重要性、林業のこれからの役割について議論を交わしました。

・林業を再生する中で、市町村合併やコスト高、意識格差、相続、行政担当者の異動などが課題になる
・山全体を自然環境材、経済林、里山林と分けてトータルで考えるべき
・林業は3Kの代表格ともいわれるが、現場を見える化し、イベントや林学授業などを通じて広報に努めている
・従来は使い物にならない材は山に残置してきたが、バイオマスとしての活用法が広がり、すべてを有効利用するようになった
・日本の森林は50年生が過半で材として本格活用できるようになってきた一方、圧倒的に少ない若い材を増やす努力が必要
・日本はヨーロッパに比べて伐り出しや運搬にコストがかかり過ぎ、山林所有者へ還元される立木価格が低すぎる

といった、現場をよく知る方からしか聞くことのできない発表、議論を経て、自給率が低いことは伸び代が大きいことを意味する、これまでとは発想を転換して林業が自立できる方策を実践しよう、間伐から主伐へマインドを切り替えて木材をもっと使おうと話し、お開きとなりました。

100名近いご参加の方々にも、本の林業が直面する課題、その先に確かにある未来が垣間見えたのではないでしょうか。

終了後にご参加の方から寄せられたアンケート結果は以下のグラフの通りで、多くの方にご満足いただけました(回答40名様)。

(※画像クリックで拡大表示)

次回は、10/13(火)に「発電所の現場から」と題し、木質バイオマス発電や再エネ開発事業者の代表の方にご参加いただき、熱電併給を活用した地方創生のこれまでの経緯、現在の状況、今後の課題についてお話いただきます。
ご参加いただけますよう、何とぞよろしくお願いいたします。

■次回お申込み:こちらで受け付けています